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モグモグモグ!子どもが思わず食べたくなっちゃう絵本

こんにちは。保育士歴11年、絵本の読み聞かせの時間が大好きなエミです!
今回は、晩御飯にカレーを食べたくなる絵本をご紹介します!
絵本に出てくるイラストはどれもリアルで、お腹が鳴ってしまいそうです。
カレーが好きな子だと、絵本を見て食べる真似をし始めるかもしれません(^^)
読み聞かせのコツもご紹介しますので、親子で楽しみながら絵本を読んでもらえたら嬉しいです!

食いしん坊が喜ぶ絵本「カレーライス」

「カレーライス」 作:小西英子 出版社:福音館書店
表紙は、とてもおいしそうなカレーライスが描かれています!
読み聞かせでこの「カレーライス」を選んだ理由は、ずばり!2歳になる娘が食いしん坊だからです。食いしん坊な娘は特にカレーが大好きで、そんな娘と一緒に読みたいなと思い購入しました。また、表紙を見たときに、絵がとてもリアルで私が「おいしそう!食べたい!」「どんな本なんだろう」と思い、胸がときめいたのも購入した理由です。

表紙だけでなく、絵本の中の具材はどれも鮮やかで子どもたちの好奇心をくすぐります。じゃがいもの表面は、ゴツゴツしていてずっと見ていると土の匂いまでしてきそうです。玉ねぎは、薄皮に触るとぺりっと剥けそうなほどリアルです。

目と耳で楽しむ絵本

料理をしていると必ず聞く「トントン」や「ジュージュー」などの音。そんなおいしそうで食欲をそそる音をあらわす言葉が、絵本の中に溢れています。コトコトとカレーを煮込むときは、表面に浮いた肉の油や湯気がリアルです!思わず「スゥーー」っと匂いを嗅ぎたくなってしまいます。

「カレーライス」を読み聞かせる時に子どもを楽しませるコツ4つ!

「カレーライス」では、美味しそうな具材を切る、炒める、煮るなど料理をしている様子が想像できる絵が沢山あります。その絵を活かした読み聞かせをしていきましょう。

1.野菜の名前を一つ一つ指さしながら言う
具材が描かれていたら、一つ一つ指さしながら名前を子どもと言ってみましょう。年齢が上がるにつれ、自分で野菜の名前を言うようになります。もし名前を間違えても「違うよ」と否定せずに「これはにんじんだね」と正しい名前を知らせましょう。

2.オノマトペと動作を楽しむ
具材を切る時は、手を包丁に見立てて「トントントン」、炒める時には、手を箸に見立てて「ジュージュージュー」とお料理の真似をしてみましょう。子どもは、大人の真似をして楽しんでくれます。何回も読み進めていくと自分から切る真似をしてくれる子もいます。私の娘は待ちきれず、具材を切るページより前で切っています(^^)
ぜひ、切る動作をしてみて下さい。切るのが楽しくて、具材がみじん切りになるくらい続ける子が出てくるかもしれないですね!

3.子どもの好奇心をくすぐる
鍋の蓋が閉まっているページでは、読むときに少し声量を抑えて読んでみましょう。「まだかなまだかな」「どうなるんだろう」と子どもの興味が引き付けられます。

4.完成したカレーをじっくり見せる
次の蓋を開けたページを広げた時は、少し間をあけて読んでみましょう。間をあけることで、お鍋に入ったおいしそうなカレーをじっくり見てくれます。

絵本を通してカレーについて知る

子どもたちは、カレーライスを目にする機会は多くありますが、カレーを作る工程は見ていない子が多いかもしれません。絵本を通して、具材を切る、煮るなどの工程を知ることで、普段口にしているカレーは「こうやって作られているんだ」と、興味が湧いてくれるかもしれません。好き嫌いがある子や、あまり食に関心がない子も、工程などを知り「食べてみようかな」という気持ちが芽生えてくるかもしれません。

ポイントを押さえて親子で楽しい読み聞かせの時間に

子どもだけでなく大人も好きな人が多いカレーライス!
絵本を見ながらカレーを作っても楽しさが倍増しそうですね。食育にもつながる絵本「カレーライス」ぜひ一度ご覧ください!
表紙面と裏表紙面を持って広げると、「おぉ!」となるある仕掛けがあります。それも、お楽しみに(^^)

記事を書いたひと

エミ

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保育士歴10年、子育て歴2年のエミです。 おすすめの絵本や子育ての実体験などを記事にしていきます♪ 皆さんのお役に立てたら嬉しいです。

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