子どもの体調不良サインに早めに気づくには?ポイントと対処法を紹介!

子どもは自分で体調不良を伝えることができません。急に食欲がなくなったり、ぼーっとしていて元気がないなど、いつもと違う様子を見て、戸惑っているママやパパもいるのではないでしょうか。
子どもの体調不良のサインを見逃してしまうと、悪化し長引いてしまうことも少なくありません。
子どものちょっとした体調不良サインに早めに気づくためのポイントや対処法について、お伝えします。
目次
子どもの不調サインを見逃さないために

小さな子どもほど、不調のサインを伝えるのが難しく見逃してしまいがちです。
どんなポイントに気を付けたらいいのか見極めるポイントを解説していきます。
急に甘えん坊になる
いつも以上に、ママやパパにくっついて甘えるときは何かしら負担を感じストレスを抱えている場合も考えられます。
頭が痛い、おなかが痛いなど体調が悪いと、子どもも不安になっているため、抱っこしてなかなか離れないなどいつもと違った様子が見られるでしょう。
急に甘えてきたときは、何か変化が起きているサインかもしれません。子どもの様子をいつも以上に気にかけてあげてくださいね。
食欲が落ちている
いつもはしっかりとご飯を食べる子どもが、明らかに食欲が少ないときは体調不良のサインかもしれません。
大人も体調が悪くなると、食欲が落ちるのは珍しい事ではありません。子どもも消化機能が低下している場合が考えられます。
水分はしっかりととれているか、おなかが痛い、うんちに変化がないかなど冷静に確認するようにしてください。
いつもより機嫌が悪い
子どもが体調不調になると、機嫌が悪くなりちょっとしたことでもぐずぐずする、急に泣き出す、おもちゃを投げるなど明らかな変化が見られることもあります。
いつもならおもちゃで遊んで楽しそうにしているのに興味を示さないなどの違いを感じることも。
子どもが自分のコントロールができなくなっている可能性が考えられます。いつもと違う変化があるときは、子どもの不調サインが出ていることもありますので見逃さないようにしましょう。
子どもの様子がおかしいなと感じたときは、目線や声、息が荒くないか、顔色などを確認してみてください。どこか痛いところはないかなど観察してみることも大切です。
子どもの不調サインに気づいたときの対処

子どもの不調サインに気づいたとき、つい慌ててしまうママ・パパもいるかもしれません。まずは冷静になり子どもの不調とどう向き合ったらいいのか対処法を覚えておきましょう。
病院を受診するべきか、自宅で様子をみるべきかによっても変わってきます。
まずはかかりつけ医に相談
子どもに不調のサインがあり、病院を受診するか迷ったときはかかりつけ医にまずは相談してみるのをおすすめします。何度も受診している小児科であれば、子どもの過去の病気歴も把握しています。
食欲が落ちている、急な発熱など明らかにおかしいなと思ったときは相談するほうが安心です。もしかすると病気が隠れているかもしれません。
自己判断で不調のサインを見逃してしまうこともありますので、まずは相談がおすすめです。
家庭でのケア
不調のサインによっても変わりますが、食欲がないときは水分はしっかりととれているか、ぐったりとしていて元気がない、呼びかけても応答がないなどおかしな点はないかを確認します。
たとえば発熱があっても、比較的元気で水分もとれている場合は、緊急性は低く家庭で様子を見る場合もあると思います。
また、疲れている様子で元気がないときは、ゆっくりと休ませてあげることも大切です。
体調不良だけでなく、もしかすると精神的なストレスが原因になっていることもあります。
子どもの様子をいつも以上に見てあげること、積極的にスキンシップをとるなど、子どもの気持ちに寄り添ってあげるようにしましょう。
いざという時のために常備しておくといい物

子どもの不調はいつ起きるかわからないものです。
いざという時のために、常備するべき物にはこんなものがあります。
- 体温計
- 服薬用のゼリー
- 解熱鎮痛剤
- 整腸剤
- かぜ薬
- 経口補水液
などは、用意しておくと安心です。
子どもの急な体調不良になると、必要なものがあっても買いに行けずに困ってしまうことも少なくありません。
薬局で購入できますので、常備しておき、いざというときに備えておきましょう。
まとめ

子どもは体調不良を自分で伝えられないからこそ、ちょっとした変化に気づけるかどうかでも変わってきます。
季節の変わり目など気温差がある時期や、生活の変化によっても体調を崩しやすくなることも少なくありません。少しでもおかしいなと思ったら、様子を見つつかかりつけ医に相談してみるようにしましょう。
子どものサインを見逃さないようにしてあげてくださいね。
記事を書いたひと
中ノ瀬ユウ

Webライター weareでは、主に子どもの学びを中心に執筆しています。
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