【年齢別】身につけておきたい子どもの食事マナー
子どものうちに食事のマナーを身につけるために、試行錯誤しているママ・パパも多いのではないでしょうか。
たとえば、遊び食べをしてしまったり、食べ歩き、好き嫌いなど子どもの食事のマナーに関する悩みは尽きません。
子どものうちから食事について正しいマナーを身につけておくことは、大人になってから恥をかく心配がなくなります。
今回は、子どもの年齢別に身につけておきたい、子どもの食事マナーについて紹介します。
目次
子どもに教える基本の食事マナー
子どもの食事で身につけたいマナーのポイントです。
食事マナーを完璧にできるようになるのは難しいものの、子どものうちに覚えておくと習慣としても身につきます。
- 正しい姿勢で食事をする
- 食事が終わるまで立ち歩かない
- 口を閉じて静かに食べる
- 飲食店では静かに過ごす
これらは、子どものうちに最低限教えておきたいマナーです。
それぞれ理由について説明していきます。
正しい姿勢で食事をする
食事中に茶碗を持たず猫背、肘をついて食べるとお行儀が悪く見えてしまいます。食事は作ってくれた生産者の方にも感謝の気持ちを込めて食べることが大切です。
また、猫背で食べている状態では、美味しくなさそうに見えてしまいます。
姿勢が悪いと消化も悪くなりますし、健康にもいい影響を与えません。
正しい姿勢を維持しつつ、お皿に手を添えて食べるように子どもに教えていきましょう。
食事が終わるまで立ち歩かない
子どもは食事中に立ち歩いてしまうことや、おもちゃで遊んでしまうことがあります。
この習慣が当たり前になると、飲食店に出かけても座っていられなくなってしまいますので、食事中に立ち歩いてしまうときは、食事を片付けるようにすることがポイントです。
ダラダラと食事することのないように時間を決めて終わらせるようにしましょう。また、食事の量が多くないか、食べきれる量に調整することも大切です。
口を閉じて静かに食べる
口に食べ物が入っている状態で話す、音を立てて食べるのは食事のマナー違反です。
一緒に食べている相手にとっても、不快な思いをさせてしまうこともあります。
食事中に口を開けたまま食べていることに気付けないケースもありますので、子どもに意識させること、マナーとして身につけられるようにしておきましょう。
飲食店では静かに過ごす
子どもと外食するうえで、飲食店の過ごし方も教えていく必要があります。他のお客さんにも迷惑がかかってしまいますし、トラブルの原因となってしまうことも。
大声を出さない、走り回らないなど飲食店の過ごし方も教えていきましょう。
また、食事中のトイレはできるだけ避け、事前に済ますように教えていくことも大切です。
年齢に合わせた食事マナー
子どもの年齢に合わせた食事マナーのポイントも押さえておきましょう。
年齢によってできること、難しいこともあります。年齢に合わせたマナーを紹介します。
1~2歳のとき
座って食事をし続けるのが難しい年齢です。
椅子に座っている時間を作ることで、子どもの集中力を養うことにも繋がります。
10分程度でもいいので、椅子に座らせること、遊び始めたら食べるのを終わりにするようにして教えていきます。
食事のマナーを教えようとしても難しいので、まずは基本となる座ることや食事の挨拶「いただきます」「ご馳走様」ができるように、教えていきましょう。
3~4歳のとき
集団生活も始まる年代になり、食事のマナーに悩むママ・パパも多い時期です。
スプーンやフォークの基本を使えているのはもちろん、姿勢を正して食べるように教えていきましょう。
口を閉じて食事をするなど、言葉にして伝えればわかるようになります。
また、遊び食べや立ち歩きが習慣にならないように、子どもの食事について丁寧に教えていきます。
5~6歳のとき
食事について基本的なマナーが分かるようになる年齢です。
姿勢はもちろん、テーブルに肘をついて食べない、食器は手を添える、もち上げるなどの基本はしっかりと覚えさせていきましょう。
スープはスプーンを使って飲むなどのテーブルマナーも教えてもいいかもしれません。
食べたあとに食器を片づけるなどお手伝いも含めて教えていきます。
また、子どもに料理のお手伝いをさせると、食事についての興味も深くなりマナーを守ることにも繋がります。
礼儀正しい行動ができたときは言葉にして褒めて伝えてあげてくださいね。
まとめ
子どもの食事のマナーについて、何度注意しても直らない…と悩むママ・パパも多いのではないでしょうか。
ポイントは、年齢に合わせた最適な食事マナーを教えることです。また、きちんとできたときは言葉にして褒めて正しい事をしていると、伝えるようにしましょう。
子どもにも個人差があるからこそ、時間をかけて教えてあげることが大切です。
どうして食事マナーを守らなければいけないのか、この点も伝えていけるようにしてくださいね。
記事を書いたひと
中ノ瀬ユウ
Webライター weareでは、主に子どもの学びを中心に執筆しています。
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