2歳児が出来る料理のお手伝い
こんにちは!保育士歴11年、子育て歴2年のエミです。
前回のブログで「親子クッキング!2歳児と作る型抜きポテト」をご紹介しました。その後、娘が料理の楽しさやお手伝いの魅力に気付きました。私がキッチンに立っていると、「〇〇ちゃんも!」と言い一緒に料理を作りたいとアピールし、自分で踏み台を持ってキッチンまで入ってくる様になりました。
簡単なお手伝いを少しずつお願いしています。
体験談を通して、皆様のお子さんと楽しく料理を作る参考になりましたら嬉しいです。
2歳児の料理の手伝いで気を付けたいポイント
・刃物の取り扱い
料理の手伝いと聞くと、ピーラーで野菜の皮をむく、切るなどを思い浮かべるかもしれません。ですが、2歳児は大人が思うより指先を器用に動かす事が出来ません。2歳児の手の感覚は、「手に軍手を2,3枚重ねてはめているような感覚」と聞いた事があります。なので、刃物を使うお手伝いはもう少し先になります。
・アレルギーの危険のある食品
食物アレルギーのある子は、反応が出る食材や食べ物はお手伝いで使用しない様にしてください。食物アレルギーがない子でも、生卵や半熟の卵でアレルギー反応が出てしまう事があるので注意が必要になります。「食べてはだめだよ。」など声を掛けそれが守れるかどうかは、個人差があるのである程度理解が出来るのか保護者の方が判断して下さい。
・生肉など火を通さずに口に入ると危険な食品
生肉など大人でも食中毒の危険がある食品は、誤って口に入れてしまう可能性があるのである程度大きくなってからにしておきましょう。
2歳児がしているお手伝い
我が家で実際に行っているお手伝いをご紹介します。
・卵を混ぜる。
ボールに卵を割った状態で、利き手に泡だて器を持たせ、反対の手でボールを「ギュッと持ってね!」など声を掛け混ぜてもらいます。初めは、泡だて器をうまく使えませんが、一緒にもって動かすとうまく使える様になりました。
※生卵になるので、口に入れない様に見守りが必須です。
・ホットケーキの生地を作る
計量カップに入った牛乳を卵の入ったボールに入れる。牛乳がこぼさない様に「ゆっくりゆっくりね」と声を掛けボールに注ぎます。ホットケーキミックスは大人がボールに入れ、混ぜてもらいます。その時に、粉が飛ばない様に、大きめのボールに入れたりエプロンを着ると汚れても心配なしです。
※生卵になるので、口に入れない様に見守りが必須です。
◎小さめの泡だて器は、100円ショップで購入しました。子どもの小さい手でも持ちやすくお勧めです!
・卵サンドイッチを作る
茹でた卵をマッシャーでつぶす。丸い状態だとボールに中で転がるので、ある程度潰した状態で渡します。マヨネーズを入れる時は、子どもにはチューブの下の方を持たせ、大人は上の方を持ちます。そうする事で、量を調節出来ます。(最初何も考えずマヨネーズを渡してしまい、たくさんマヨネーズが出てしまいました。)パンに卵をのせ、「塗り塗りしてね。」と声を掛け、万遍なく塗れる様にします。
・味噌汁に豆腐をスプーンですくって入れる
ティースプーンなど小さめのスプーンを渡し、豆腐をすくって入れてもらいます。豆腐は、下からパッケージを持つと安定します。
調理以外のお手伝い♪
・テーブルを拭く
・箸やスプーンをセットしてもらう
・お皿を並べる(落としても割れない物)
・配膳(熱い物や量が多い物は大人が運ぶ)
など大人が何気なくしている事でも2歳児には魅力的なお手伝いになります。
お手伝いを通して
大好きなママやパパと一緒に料理のお手伝いをする事で、自己肯定感が高まったり、自立心もつきます。コミュニケーションも取れるので、素敵な親子時間にもなります。
娘は「いらっしゃいませー!」と言いながら楽しそうに料理のお手伝いをしてくれています(^^)そんな姿をみると、成長が感じられ嬉しく思います。
2歳児といっても子ども一人一人成長の度合いや性格、興味のある事など違うので、お子さんに合った出来る事を一緒に楽しんでみてください。
記事を書いたひと
エミ
保育士歴10年、子育て歴2年のエミです。 おすすめの絵本や子育ての実体験などを記事にしていきます♪ 皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
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