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子どものスイミングのメリットと始める前に知っておきたいこと

子どもをスイミングに通わせたいと考えている親御さんも多いのではないでしょうか。

運動系の習い事でいつもランキング上位にいるスイミングには、たくさんのメリットがあります。筋肉を鍛えるだけでなく、脳の発達にも効果があるといわれています。

全身運動を習慣化させることで、強い体を作りケガのリスクを減らすことも。子どものスイミングを始めるメリットや、その前にまずは知っておきたいことについてお話しします。

子どもにとってスイミングのメリットとは?

東大生でも子ども時代にスイミングを習っていた人が多いといわれています。

子どもにとってスイミングにはどんなメリットがあるのか紹介しましょう。

免疫力がアップする

スイミングは、子どもの免疫力アップにもつながるといわれています。全身を使う有酸素運動でもあり、免疫を活性化します。

基礎筋力の向上にも繋がるので、脂肪が燃焼しやすい体になるのもスイミングのメリットです。子どもが風邪をひきやすいからとスイミングを始めるご家庭も多いのではないでしょうか。

また、免疫力が上がると子どものアレルギー体質の改善にもつながるといわれています。子どもに多い喘息体質ですが、スイミングを通して自律神経の向上、呼吸器も鍛えられます。

運動量が多く心肺機能がアップする

スイミングを始めるメリットとして、心肺機能の強化も期待できます。全身運動で大量のエネルギーを消費するので、酸素の運搬を活性化させ心臓機能の向上に繋がります。

心臓の機能が上がれば、相乗効果で肺機能も高まります。陸上競技よりもスイミングのほうが適しているといわれており、喘息症状を軽減してくれる効果も期待できます.

学習能力アップにも役立つ

スイミングは、学習能力アップにも役立つといわれています。スイミングには定期的に進級するためのテストもあるので、頑張ろうという気持ちも養われます。ときにはテストで合格できずに悔しい想いをすることもあるかもしれません。

子どもにとってもスイミングを通してさまざまな経験ができるのです。また、クラスが変わるごとにさまざまな人と接する機会も多くなるため、自然とコミュニケーション能力も養われていきます。

他にも、水中で自由に体を動かすことで脳の空間認知能力が鍛えられます。

スイミングを始める前に知っておきたいこと

スイミングを始める前に知っておきたいポイントを紹介します。

例えば、

  • 何を準備しておけばいいのか
  • 感染症にかかりやすくなるのか

は、親御さんにとっても気になる部分でしょう。

スイミングは他の習い事と比べても、そこまで費用的な負担は大きくありません。

それぞれ詳しく紹介していきます。

準備しておく物は3つ

スイミングに通ううえで、準備しておきたいものを紹介します。

  • バスタオル(ラップタオル)やフェイスタオル
  • 防水加工仕様のプールバッグ
  • ある程度泳げるようになったらゴーグル

以上、3点は準備しておくのをおすすめします。

特にラップタオルは着替えのときに体に巻けるので便利です。プールから上がってくると子どもの体が冷えていることもあるので、巻いて乾かしてから着替えさせるようにしましょう。

プールバッグも指定のものを購入する場合もあれば、自分で好きなバッグを用意することもあります。ゴーグルは、初期の段階では必要なく、ある程度プールのなかで泳げるようになってから用意しましょう。

感染症への予防策を知る

スイミングに通うと、感染症を患うリスクは高くなります。例えば、代表的なものにプール熱がありますし、手足口病になってしまうことも。そのため、感染症に対しての予防策も把握しておくのをおすすめします。

  • 頭は乾かしてから帰る(プールにドライヤーがあるかどうか事前に確認)
  • 鼻水が出ているなど体調が優れないときは休む
  • 冬のプールは、練習して体を温めてから帰る
  • 手洗いうがいを徹底して感染症を持ち込まないようにする

スイミングに通うと、体が丈夫になります。通い始めたばかりのときは、感染症にかかりがちですが1年も通っているうちに、「風邪を引きにくくなったな」と実感できます。特に冬場は体が冷えること、風邪をこじらせやすい時期なのでしっかりと対策をしましょう。

まとめ

子どもをスイミングに通わせることで、たくさんのメリットがあるのかがわかってもらえるのではないでしょうか。最初は「大丈夫かな?」と不安に思う事もあるかもしれません。

スイミングで体が丈夫になること、学習能力アップにも繋がりコミュニケーション能力を高めてくれるともいわれています。

子どものうちにスイミングに通わせて、水に対しての恐怖心を持ちにくくさせる意味もあります。子どもをスイミングに通わせるのが心配な親御さんも、まずは体験や見学を通して雰囲気がわかると安心して通わせられるはずですよ。

記事を書いたひと

中ノ瀬ユウ

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Webライター weareでは、主に子どもの学びを中心に執筆しています。

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